3歳は片付けできない⁉片付けない理由とお片づけをマスターする方法
子供のしつけはとても難しいですよね。
その中でも「片付け」に関しては、しつけの仕方に悩む上位ではないでしょうか。
散らかったお部屋を見てイライラしてしまう時もありますが、きちんとお片付けができるようになってほしいのが親心。
3歳を過ぎると言葉で意思疎通ができるようになるからこそ、ついつい口うるさく言ってしまいがち。
この記事では、「片づけができない理由」と「お片付けをマスターする解決法」を解説していきます。
なぜ片付けができないのか?
・そもそも「片付け」がよくわかっていない
3歳ぐらいになりお話が上手になってくると、パパやママも言葉で伝えようとしてしまいますよね。
ですが、小さい子供は「お片付け」と言われても、「片付け」が何をすることなのかがわからないのだそうです。
「お片付け」という意味を理解してもらうためには、まずはパパとママと一緒に片付けることからスタート。
「このおもちゃはここに片づけてね」など、何をどこに片づけるのか具体的に伝えることがポイントです。
一緒にお片付けをし、動作を真似していくうちに、子供は「お片付け」の意味を理解できるようになっていきます。
・「遊びを中断したくない」という気持ちがある
「お片付け」の意味がわかるようになったとしても、子供は素直に片付けをしてくれるわけではありません。
子供にとって遊んでいる時間はとっても楽しいひととき。
そんな時に「お片づけしなさい!」と言われても、「こんな楽しい時間を終わりにしたくない!」と遊びを終わりにしたくない気持ちが勝ってしまうのです。
子供にとって「遊び→片付け」の気持ちの切り替えは、大人が思っている以上に頑張りが必要になるのです。
・子供の片付けしやすい環境を作っていない
子供の手先はとても不器用で、大人の手に軍手を2枚重ねているのと同じだといわれています。
せっかく片付ける気分になっていたとしても、例えば箱のフタが固くて空けられなかったりすると、大人でもちょっと面倒に感じてしまいますよね。
「何をどこに片づければいいのかわかりやすくしておく」、「子供でも出し入れしやすい収納グッズを使う」など子供が片付けしやすい仕組みを作ることがポイントです。
これで問題解決!!おすすめの片付け方法
・子供が今現在ハマっているおもちゃだけに絞る
おもちゃの数が多すぎると、遊んでいるときは楽しいですが、片付けの際にどうしていいかわからなくなってしまいます。
まずは収納スペースにゆったり収まるぐらいの量に減らし、1軍2軍と分けてみるのがおすすめです。
普段よく遊んでいるおもちゃを1軍とし、2軍はパパやママが別の場所で管理しておきましょう。
2軍のおもちゃに関しては、「あのおもちゃどこ行ったの?」と聞かれたら出せばOK!
把握しやすいおもちゃの量にしてあげると、小さい子供でもお片付けがしやすくなります。
・子供が収納しやすいスペースを作る
「物が外に出ていないスッキリしたお部屋が好み」、「おしゃれなインテリアでお部屋の雰囲気を統一したい」などパパやママだってお部屋の理想はありますよね。
私も雑誌でスッキリしたインテリアのお部屋を見ると、「こんなおうちにしたいな」とついつい思ってしまいます。
子供が寝てから片付けをし、自分のやりたいように部屋を綺麗にしていた時期もありましたが、子供がお片付けを覚えるチャンスを奪っていたのだと感じました。
親の好みや片付け方を押し付けるのはよくないですよね。
それからは、「インテリアを楽しむのはもう少し先の楽しみにしよう!」と、子供に合わせたお部屋作りを心掛けるように気を付けています。
「箱におもちゃを入れて、蓋を閉めたら棚にしまう」など、動作の多い片付けは子供にとっては難しいこと。
ただ入れるだけが1番簡単でわかりやすく、子供も「お片付けができた!」と実感しやすくなります。
子供が片付けしやすい環境を作ることが大事ですが、ケースの色やカゴの形などお部屋の雰囲気に合うものを選べば、パパやママのストレスも少し減らすことができるのではないでしょうか。
・大人も片づける
絵本用のラックに大人が読む雑誌が混ざっていたり、おもちゃの入れ物の中にパパやママの物が入っていたり、置きやすくてなんとなく置いたままなんてことも。
大人の物と子供の物が混ざっていると、子供は「ここはパパとママも物を置く場所なんだ」と思い、自分が管理する場所という認識が薄くなります。
大人も自分の物は自分の場所に片付けることを意識し、おもちゃの収納エリアはおもちゃだけというようにきっちり分けることが重要です。
3歳頃は自分の収納エリアがあっても、まだまだ理解するのは難しいかもしれません。
最初はパパやママと一緒にお片付けをすることから始まりますが、徐々にお片付けに慣れていくうちに、「ここは自分の物の場所なんだ」という理解に繋がっていきます。
まとめ
子供に「お片付けして!」と口うるさく言ってしまう毎日ですが、自分が子供の頃は親に「片づけなさい!」と言われると、「うるさいな」と思っていたのを思い出します。
今ならあの頃の親の気持ちがわかりますが、子供からすれば「片づけなさい」と言われれば言われるほどやる気がなくなっていくものですよね。
3歳を過ぎておしゃべりが上手になってきていても、まだまだわからない言葉もたくさんあります。
そのぐらいの歳の子供でも、やりたくないことを口うるさく言われているのは、
なんとなくわかっているのだと思います。
お片付けがなかなか上手くできるようにならないと、いちいち言葉で言ってしまったり、過剰に手伝ってしまったり、手を貸すバランスがとても難しいですよね。
子供の成長過程に合わせて収納方法を工夫しながら、お片付けをマスターしていくのを見守っていきましょう。
今回は「3歳の片付け」について紹介してきましたが、
「お風呂のおもちゃがカビない収納方法」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。