ロボット掃除機は危ない!?ロボット掃除機の想定外の注意点とは
ロボット掃除機の良さは、外出中でも電源を入れておけば部屋の床を自動で綺麗にお掃除してくれることです。
バッテリーが切れそうになったら自分で充電台に戻って充電を開始するという「賢さ」も持ち合わせています。
最近は高機能化も進み、水拭きができたり、スマートスピーカーから音声操作できる製品も登場しています。
しかし、ロボット掃除機が日本で普及するに連れ、困った問題が発生しています。
そんなロボット掃除機の注意点を見ていきましょう。
ロボット掃除機を使用する際の注意点は、各メーカーから出されている取り扱い注意喚起を必ず読むこと!!
ロボット掃除機の「想定外」って何?
ロボット掃除機には、プログラムが組み込まれています。
このプログラムと実際の日常生活で生まれる違いにより「想定外」の出来事が起きてしまうのです。
例えば暖房についてです。
日本では部分的に部屋を暖めることが多いと思いますが、欧米では、暖炉、ストーブなどを使い部屋全体を暖めるのが一般的です。
部分的に部屋を暖めることはそんなに多くありません。
そのため欧米では冬の日本のように電源ケーブルがそこら中に転がっていることがないということです。
この欧米と日本の文化の違いが「想定外」引き起こすのです。
ロボット掃除機は、掃除が終わると自動で元の位置へ戻るようプログラミングされています。
途中で電源コードに引っ掛かってしまっても全力で、元の位置へ戻ろうとします。
この振り切る時のパワーが非常に強く、電源コードが繋がっている家電が引っ張られ、倒れることが考えられます。
電源コードが床に転がっているのが想定外なら、電気ヒーターが稼働している状態で、ロボット掃除機を使うのも想定外です。
つまり、人がいない部屋に電気ヒーターが付きっぱなしの状態で、ロボット掃除機を使うということも、想定外だったということです。
この想定外が原因で、火事が起こってしまった事例があります。
そんなことが起こるなんて誰も予想しなかったことですね。
うまく使えば本当に便利なロボット掃除機!!うまく付き合っていく為にはどうすればいいでしょう?
ロボット掃除機と上手に付きあうには
各メーカーが発表している注意喚起を必ず読んでください!
この火災事件を受けて、東京消防庁は、ロボット掃除機と電気ストーブに関する火災事例を発表しました。
快適で安全にロボット掃除機を利用するための注意喚起を行ないました。
ロボット掃除機「ルンバ」を販売するアイロボットジャパンも、ロボット掃除機を快適で安全に利用するために、以下の点に注意するようユーザーに呼びかけました。
アイロボットジャパンからの注意喚起
①ロボット掃除機本体が接触することで、転倒したり、操作部が押されることにより、火災、事故をまねく恐れのあるものは、ロボット掃除機の使用前に安全な場所に移動させる
②電気ストーブ、扇風機などの電化製品は、ロボット掃除機の使用前にコードを抜いて移動させる
③火気のある場所や引火性の高いものの近くで使用しない
④スケジュール機能を使用して家にいない時に使用される場合は、上記に特に注意する
わたしは新しく購入した電化製品を使う際、よく取扱説明書を読まずに使用してしまいます。
事故が起こってからでは遅いので、当たり前のことですが、今後は面倒くさがらず読んでから使用するようにしたいと思いました。
まとめ
ここまでロボット掃除機の注意点についてみてきました。
まとめると以下の4点になります。
- ロボット掃除機の注意点は各メーカーから出されている注意喚起を必ず読み守ること
- ロボット掃除機が接触することで転倒または勝手に作動する電化製品は安全な場所に移動させる
- 電化製品のコードやホース類は抜いておいく
- 電化製品は安全な場所に置いておく
みなさんもロボット掃除機を始め、取扱説明書や注意喚起は使用前にしっかり読んでから使用してくださいね。
今回はロボット掃除機の想定外の注意点について紹介してきましたが、
我が家にロボット掃除機は必要か・・失敗しない掃除機選びのコツについても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。