提灯の作り方☆ペットボトルを使って保育園でもできる提灯の作り方
夏になると七夕や夏祭りなどの行事があり、お子さんは楽しみにしているのではないでしょうか。
夏にぴったりな季節の飾りものといえば提灯です。
夏になると制作する保育園も多いのではと思います。
子供はたった1歳違うだけで差が大きく、使える道具や手の器用さ、想像力が違ってくるので、制作の仕方も変わってきますよね。
お子さんの年齢に合った作り方で、夏の思い出に提灯を作ってみませんか?
この記事では、「年齢に合わせた提灯の作り方」、「制作をすることで身につく力とは?」についてお話します。
年齢に合わせた提灯の作り方
・3歳児におすすめの作り方
〈材料〉ペットボトル2本・ビニールテープ・カラーセロハン・シール
〈道具〉カッター
➀ペットボトルを2本ともカッターで半分に切る。
②キャップがついている方のペットボトル1つを使い、キャップが下に来るようにし、
中にビニールテープを好きなだけつめる。
③もう1つのキャップがついている部分のペットボトルで蓋をする。
(切り口が合わさるようにし、上下にキャップがある状態)
④ビニールテープで上下のペットボトルを貼り合わせる。
⑤周りにシールを貼って飾り付けをしたら完成!
中に入れるものはカラーセロハンではなくてもOK!
リボンやモール、紐などの工作によく使うものでも代用できます。
色がたくさんあったり、形の違うものがあったりすると、お子さんもより楽しみながら作ってくれます。
ペットボトルの切り口でケガをしないように要注意!
セロハンテープなどで切り口を覆っておくのがおすすめです。
・4歳児におすすめの作り方
〈材料〉トイレットペーパーの芯・折り紙(好きな色・和柄)
ビーズ・ビニールテープ
〈道具〉のり・ハサミ
➀トイレットペーパーの芯に好きな色の折り紙を貼る。
②トイレットペーパーの片方の底をビニールテープで塞ぐ。
③ビーズを中に入れる。
④トイレットペーパーのもう一方の底もビニールテープで塞ぐ。
⑤和風柄の折り紙を柄のある面を表にして、二つ折りにする。
⑥約1cmの間隔を開けて切り込みを入れていく。
⑦折り紙の両端部分を④に両面テープで張り付けて完成!
和柄の折り紙がない場合は好きな色の折り紙でも代用できます。
和柄を使うと日本らしい雰囲気の提灯が出来上がりますが、折り紙の色によって雰囲気が変わるので、色んな色を使って楽しむのもおすすめです。
出来上がった提灯を飾っても可愛いですし、振ると音がカラカラ鳴るので、簡単に手作りできるおもちゃとしても楽しめます。
・5歳児~おすすめの作り方
〈材料〉折り紙2枚(好きな色、黒)・紐またはモール
〈道具〉のり・ハサミ・穴あけパンチ
➀折り紙の色をついている方を上にして、端から1cmのところで横に折って折り目をつける。
②裏を上にして、➀の折り目に合わせて横に折る。
③再び裏と表をひっくり返し、 折り目側(ひらひら開かない方)を1cmのところで横に折る。
④③の長方形の長い辺を半分になるように折る。
⑤さらに半分に折り、そのまた半分に折り、計3回半分に折る。
⑥折ったものを全部開き、折り紙の裏部分(白の面)の真ん中にのりを塗る。
⑦1cm程度頭が出るように2つに折り、貼り付ける。
⑧ひらひらの長い方にハサミで切り込みを入れていく。
※最後の2列分はいらないので、ハサミで切り落としてOK!
⑨切り込みを入れてひらひらしている部分の先にのりを塗る。
※のりを塗るのは折り目の線より外側!
⑩⑦の短い方の先端に張り付ける。(ひらひらの部分がたるむようになる)
⑪余ったところにのりを塗り、くるっと巻いて提灯の形になるように貼り合わせる。
※綺麗な形にするには、折り目をはっきり折りなおすのがポイント!
⑫黒色の折り紙を切り、提灯の上下に貼る。
⑬穴あけパンチで穴を開け、紐やモールをくくりつけて完成!
黒色の折り紙を貼る部分をマスキングテープで代用したり、提灯の内側になるところに模様を描いたり、アレンジするとより可愛い提灯になります。
同じ作り方で、画用紙やサイズの大きい折り紙でも作れます。
サイズの違う提灯を作ってみるのも楽しんでもらえるはず。
制作をすることで身につく力とは?
物作りをすることはただ楽しめるだけではなく、子供の成長にとても大切な要素がつまっているのです。
・想像力や感性が豊かになる
制作遊びは、子供にとって1つのものを自分で作るという体験になります。
頭の中でイメージをし、それを目に見える形にすることで、想像力を膨らませて感性を豊かにすることに繋がります。
・季節の文化や背景を学ぶ
今回ご紹介した提灯のように夏の行事のものだけではなく、例えばひな祭りや子供の日など、保育園では季節に合わせて色々なものを制作しますよね。
季節の行事ごとに違う物を作り、それぞれの行事でなぜ決まったものを作るのかを知ることで、行事にまつわる文化の背景を学ぶことができます。
・ハサミなどの道具の使い方を覚える
4~5歳頃になると、少しずつハサミを使うのが上手になっていきます。
道具を使いながら制作することができるようになってくると同時に、想像力もどんどん豊かになっていきます。
ハサミが上手になってきたら、厚めの紙を使うなど素材を変えて制作してみるのもおすすめです。
道具の扱い方の練習になるだけではなく、想像力を高めることに繋がっていきます。
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まとめ
大人にとって1年はあっという間に過ぎていきますが、子供の1年はとても大きいもの。
お子さんが制作している姿や制作した物を見るだけで、道具が使えるようになっていたり、材料を工夫して使っていたり、成長を感じることができて嬉しくなりますよね。
行事のときに自分が作った作品が飾ってあると、お子さんも嬉しく感じますし、季節の行事に参加することや制作することをより楽しんでくれます。
提灯は身近にある材料で作ることができるので、保育園だけではなく、おうちでも、
夏に向けて提灯づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は「保育園児でもできる提灯の製作」について紹介してきましたが、
「牛乳パックを使った提灯の作り方」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。