紅葉狩りって何するの?紅葉狩りの由来と楽しみ方・マナーを徹底解説
秋になると紅葉が色づいてきますね。
山が赤く染まってくると
「そろそろ紅葉狩りの季節だな」
って思ってつい、わくわくしちゃいますよね。
けれど紅葉狩りってなんなのか、詳しく知っている人って少ないんですよ。
奈良時代平安時代から歌に詠まれていた紅葉ですが、「紅葉狩り」という言葉は昔はありませんでした。
奈良時代、平安時代は貴族の歌会として紅葉鑑賞が行われていたんですよ。
ただ見るだけの現代とは楽しみ方も少し違いますよね。
今の紅葉狩りの楽しみ方は、ぼんやりと座って紅葉を眺めるのもいいですが、紅葉は歩いて見るのがいいですよ。
この記事では紅葉狩りって何をするのか、由来から楽しみ方まで、徹底に調べてみました。
紅葉狩りの由来とは?
紅葉狩りとは、言葉は違っていても似たような行動として、奈良時代から行われていた行動なんです。
奈良時代に作られた日本最古の歌集「万葉集」に紅葉を詠んだ歌が出てきます。
その数は80首以上にものぼります。
1200年以上も前から、人々は紅葉に心を動かされていたようですね。
そして平安時代になると貴族の歌合せの会で、紅葉を見ながら歌を作るようになります。
ここから紅葉を鑑賞することを狩りに例えて、「紅葉狩り」という言葉が生まれました。
今の紅葉狩りに一番近い形ですね。
江戸時代に入ると貴族だけでなく、庶民にも紅葉狩りが広がります。
紅葉狩りとは誰もが楽しめる秋の風物詩となったようですね。
紅葉狩りにマナーってあるの?
紅葉狩りにもマナーがあります。
悪気がなくても「紅葉狩り」という名前から一枚取って帰ろうと思う人もいます。
「え?紅葉狩りって紅葉を狩っていいんでしょ?」
と思ってしまっている人もいるんですよ。
それはNGです。
「狩り」とは「目で見て楽しむ」という意味があるんです。
つまり、紅葉狩りとは紅葉を鑑賞しましょうということなんです。
また、あまりにも紅葉がきれいだからと立ち入り禁止の場所に入ってはダメですよ。
危険な場所もあれば、他人の敷地ということも考えられます。
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紅葉狩りの楽しみ方とは?
紅葉狩りは山の景色と色を楽しむものですよね。
山は一つとして同じ景色の場所はありません。
いつもは青々としている風景が、一面赤や黄色に染まっている。
そんな色合いを楽しみます。
なので、ずっと同じ場所に留まっているのはとてももったいないですよ。
いろいろ歩いて、景色を見て回るのがおすすめです。
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まとめ
ここまで、は紅葉狩りって何をするのか、由来から楽しみ方まで、詳しく解説していきました。
秋になるといわれる紅葉狩りですが、意外に由来やマナーを知らなかったのではないでしょうか。
昔から変わらぬ紅葉に思いを巡らせながら秋を満喫してみてくださいね。