コードレス掃除機の口コミを調査!吸引力が弱いって本当?
コードレス掃除機は、充電さえすれば、どこへでも持ち運んで掃除ができる優れものです。
従来のキャニスター型の掃除機に比べて、吸引力が劣る…と思われがちですが、今はコードレスでもパワフルな掃除機がたくさんあります。
ただ、掃除機の吸引力って何を見て判断すれば良いか分からないですよね。
掃除機を購入しようとしたとき、店員さんに「どれがいいんですか?」と聞くことしかできず、詳しいスペックなどは面倒だからと避けがちになってしまいます。
しかし、カタログやネットの情報のどこを見れば、吸引力の高い掃除機かが分かるようになれば、事前にある程度欲しい商品の目星もつけることができます。
今回は、コードレス掃除機の口コミを調査して、コードレス掃除機の吸引力について調べてみました。
コードレス掃除機の魅力ってなに?!
今は、掃除機といっても多種多様です。
自分の生活スタイルにあったものを選ばないと、掃除機の能力が十分に発揮できない場合もあります。まずは、それぞれの特徴を見てみますね。
■コードレススティック型
【メリット】
・コードが家具の脚に引っかかったりしなくて、とにかく楽!
・気が付いたときに、サッと掃除ができる
・持ち運びが楽
・階段の掃除がしやすい
・掃除機の音が小さめ
・デザインがおしゃれなものが多く、部屋に置いても違和感がない
・2in1タイプもあり、ハンディ掃除機としても利用できる
・本体の重さが、従来のキャニスター型よりは軽いものが多い
【デメリット】
・吸引力が劣る
・充電式のため、掃除をする面積が広い家庭にはあまり向かない
・バッテリーが消耗品なので、交換が必要
■キャニスター型
【メリット】
・吸引力が強い
・掃除中、手元が軽く負担が少ない
・アタッチメントの種類が豊富で、様々な場所の掃除ができる
【デメリット】
・コードの届く範囲の掃除しかできない
・家具などにコードが引っかかる
・本体が重たい
・収納時のスペースが必要
■ロボット型
【メリット】
・自分がいない時に掃除をしてくれる
・スケジュール登録をすると自動で掃除をしてくれるものがある
・アプリを利用することで、外出先からも掃除指令が出せる
・家具の下にも入り込んで掃除をしてくれる
【デメリット】
・床にものが置いてあると、能力を発揮できない
・高性能なものは高額
・掃除が完了するまである程度の時間がかかる
・部屋のすみっこや、細いレールのゴミは取れないことが多い
・消耗品の交換が必要なため、購入後もコストがかかる
このように、他の掃除機と比較してもコードレススティック掃除機には、たくさん魅力がありますが、やはり吸引力が弱いとの声も多いようですね。
使ってみてから「全然ごみが吸い取れない…」という思いをしなくて済むように、購入時に吸引力を比較するためにはどこを見れば良いのでしょうか?
吸込仕事率(すいこみしごとりつ)で掃除機の吸引力は分かる
ネットで掃除機の公式サイトや比較サイトを見ると、吸込仕事率という表記が出ているかと思います。
これが、掃除機の吸引力を数値化したあものです。
掃除機の吸引力をW(ワット)の単位で表すものです。
割り出し方法は、日本電機工業会の規格で決められています。
【測定方法】
実際に床にゴミをまいて、掃除機で吸い取れなかったゴミがどれくらい残っているかを計測します。
また、近年外国の掃除機メーカーが製品に表示しているのは、ダストピックアップ率というもので、国際電気標準会議において定められているものです。
ただし、日本と海外では生活習慣が異なるため、掃除機に吸わせるゴミの種類も違います。
日本・・・ちりやホコリなど(屋内では靴を脱ぐため、砂や土は少ない)
海外・・・砂や土
現状、日本製品をダストピックアップ率で表示しているものは少なく、吸込仕事率で比較することが多いようです。
■キャニスター型 VS コードレススティック型
実際キャニスター型とコードレススティック型掃除機では、どれくらい吸引力に差があるのでしょうか?
・キャニスター型(集じん容積:1L以上の場合)
吸込仕事率:500W~650Wくらい
・キャニスター型(集じん容積:1L以下の場合)
吸込仕事率:170W~350Wくらい
・コードレススティック型(集じん容積:1L以下)
吸込仕事率:20W~205Wくらい
コードレススティック掃除機は、吸込仕事率にかなりばらつきがあることが分かります。
掃除機を選ぶ際にしっかりとチェックしなければいけませんね。
コードレス掃除機の口コミから吸引力で選ぶと?
様々な種類がある、コードレススティック掃除機ですが「吸引力」に注目してみてみましょう。
実際に使用した方の口コミも要約してご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■Panasonic パワーコードレス MC-SBU840K-T
メーカー価格:98,780円(税込)
集じん方式:サイクロン
集じん容積:0.2L
吸込仕事率:205W
騒音値:63~69db
質 量:本体/1.8㎏ スティック/2.6㎏ 合計/4.4㎏
【口コミの評価】
吸引力については、高評価。
壁際の所までとても綺麗に掃除できる。
ゴミが無くなると青いランプが付くため、掃除終了の目安になり良い。
本体の重さと、掃除中の音が気になるが、この吸引力であれば相応かもとの声も。
■Panasonic パワーコードレス MC-SB31J
メーカー価格:43,780円(税込)
集じん方式:サイクロン
集じん容積:0.15L
吸込仕事率:100W
騒音値:75~65db
質 量:本体/1.1㎏ スティック/1.6㎏ 合計/2.7㎏
【口コミの評価】
本体がとても軽いのに、パワフルな吸引力で高評価。
見た目もシンプルで、サブ使いでも、メインでも活躍してくれるとの声。
■アイリスオーヤマ スティッククリーナーi10 KIC-SLDCP9
メーカー価格:32,780円(税込)
集じん方式:紙パック
集じん容積:0.3L
吸込仕事率:185W
騒音値:ー
質 量:2.7㎏(フロアヘッド・スティックハンドル・バッテリー含む)
【口コミの評価】
キャニスター型掃除機にも匹敵する吸引力。
ただし、ハイパワーになったが故に、コンパクトさには欠けるとの声も。
■Dyson V10 Fluffy SV12 FF
メーカー価格:45,800円(税込)
集じん方式:サイクロン
集じん容積:―
吸込仕事率:―
騒音値:―
質 量:2.58㎏(バッテリー・パイプ・標準クリーナーヘッド含む)
【口コミの評価】
吸引力については、かなり強力でおおむね高評価。
フローリングでは、吸引力を「強」に設定せずとも、十分掃除ができている。
まとめ
吸引力に着目して商品を見たところ、「dyson」「Panasonic」のものについての口コミが多かったです。
ただ、コスパ最強「アイリスオーヤマ」の掃除機もかなりのハイパワー製品です。
掃除機で重要な部分というのは、吸引力だけではなく、騒音性、メンテナンスのしやすさ、自分の好みのデザイン、本体の重さなど、着目する箇所がたくさんあります。
家電の数値など、難しいことは分からない...と避けがちですが、自分が一番重視するスペックについてだけでも、しっかりと事前に調べて比較することが、掃除機選びでの失敗のリスクを減らす大切なポイントになります。
今回はコードレス掃除機の口コミ調査について紹介してきましたが、
コードレス掃除機のバッテリーについても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。