新米、古米、ブレンド米って何？お米の違いと美味しいお米料理とは

お米はどこのお家でも、誰でも食べますよね。

でも食べているお米がどんなものか知ってますか？

「新米の季節」と聞くこともあると思いますが、
新米とはなんなのか知っていますか？

ざっくり言うと、新米とは「今年のお米」で
古米は「去年のお米」です。

それらを「混ぜたもの」がブレンド米なんですよ。

新米と古米、ブレンド米とありますが、
実はお米の種類は料理によっても、合う合わないがあるんです。

この記事では、「新米と古米の違い」、「お米によって美味しい食べ方」
について詳しくみていきますね。

新米と古米の違い

新米と古米の違いを厳密に言うと、
新米とはその年の１１月１日から翌年の１０月３１日に収穫されたもの。

古米は収穫されて１年以上たったものなんです。

その前の年のものは「古古米」と呼ばれ、
そのまた前のものは「古古古米」と呼ばれます。

年が古くなるにつれ「古」が増えるんですね。

では新米と古米では、やはり新米の方が美味しいのでしょうか。
新米と古米の適した料理方法があるんです。

新米が美味しい

新米の特徴は水分が多く含まれているので
粘りがあってみずみずしく、つややかなんです。

風味や香りも感じることのできるお米が新米です。

なので、炊いてそのまま食べるのにぴったりなお米なんです。
甘味も感じ、ご飯だけでも食べられますよ。

難しいのは、炊くときの水加減です。

水分量を少しでも間違えると、
びちゃびちゃのご飯になってしまうので注意が必要です。

古米が美味しい

古米は避けてしまいがちですが、
それって実はもったいなかったんです。

古米の特徴は甘さ控えめで、さっぱりとした味わいです。
少し固めで、お米同士がパラパラしています。

古米に適した料理は、「チャーハン」や「カレーライス」、

「パエリア」、「お寿司」なんですよ。

炊くときにしっかり一粒ずつ炊き上がるので
お米の食感を味わいたい人にはおすすめです。

だから、あえて古米を注文する人もいるほどなんです。

ブレンド米が美味しい

ブレンド米と言うと「海外と日本のお米のブレンド」
のイメージを持つ人もいるんじゃないですか？

しかし、今では「海外と日本のお米のブレンド」は少ないんですよ。

お米屋さん独自で開発したブレンド米や
複数の銘柄のブレンド、新米古米のブレンドと日本産がほとんどなんです。

ブレンド米は他のお米より安く、白米としても、

パエリアなどに加工しても美味しく食べられます。

まとめ

ここまで、「新米と古米の違い」、「お米によって美味しい食べ方」
について詳しくみていきました。

古米やブレンド米という名前だけで、
今まで避けていた人もいましたよね。

けれど古米の方が美味しく食べられるレシピもありますし、
ブレンド米の方が安くて色々な料理にも合うんですね。

新米ばかりを買っていた人も、
ぜひこの機会に古米やブレンド米にチャレンジしてみてくださいね。