煎餅が湿気る原因は?正しい保存法と復活の裏技&リメイクレシピ‼
おせんべいって、いつ食べても美味しいですよね!
しかし、保存方法を間違えてしまうと、すぐに湿気ってしまい、せっかくの食感が損なわれてしまうことに…
このように、湿気ってしまったおせんべいって、皆さんどうしていますか?
実は、湿気ったおせんべいは復活させることができます。
そして、料理の一部としてアレンジすることもできるんです。
この記事では煎餅が湿気る原因や正しい保存法、復活させる裏技とリメイクレシピをご紹介しています。
もう煎餅は湿気らせない!これが正しい保存法
皆さんは、おせんべいを保存するときは、どのようにしていますか?
正しい保存法を知ることで、あの「おせんべいの食感」を最後まで楽しむことができるようになます。
ジッパー付きポリ袋では空気の遮断はできない?!
一度開けたおせんべいの袋は、袋の口をクリップでとめたり、ジッパー付きのポリ袋に移し替えるなど、なるべく「空気に触れさせないように」している方が多いと思います。
しかし、それでも湿気っている時ありますよね。
袋にクリップをとめただけの場合は、空気が入ってしまう…というのも想像ができます。
でも「ジッパー付きのポリ袋ならしっかりと密閉できるのでは?」と思う方も多いのではないのでしょうか。
しかし、残念ながらビニール袋もポリ袋も、完全に空気を遮断できるわけではないのです。
もし、ジッパー式のポリ袋などを保存方法として選ぶ場合には、しっかりと空気を抜くことはもちろん、脱散財や乾燥剤も入れて、こまめに交換をする必要があります。
お部屋の中の「高温多湿・直射日光が当たらない場所」はどこ?
多くの煎餅の包装袋に「高温多湿・直射日光が当たらない場所で保管してください」と書かれていると思います。
おせんべいなどのお菓子類を保存することが多いのは、
・テーブルの上
・台所周辺の棚やシンク下
・冷蔵庫
実は、これらの場所は意外と湿度が高いです。
テーブルの上の場合は、直射日光が当たる可能性がありますし、日常生活の場でもあるため、湿度もある程度高い状態の場合が多いです。
台所周辺は、水回りが集中しています。
そのため、湿度は高い状態になっています。特に、シンク下などは湿気がたまりやすい場所でもあります。
そして、冷蔵庫の庫内は約60%と湿度が高いのですね。
いずれも、煎餅の保存には向かない場所だということが分かりますね。
煎餅の保存は「専用ケース」と「冷凍庫」が最強!
では、煎餅の保存は、どうするのが良いのでしょうか。
煎餅の容器には、コーヒーキャニスターがピッタリ!
湿気させにくい素材として、缶、ガラス、ホーローなどがあります。
煎餅が入って、空気や直射日光を遮断できるようなもの…
これ実は、コーヒー豆の保存をする「コーヒーキャニスター」の条件と合致するんです。
コーヒー豆の酸化を防ぐために、密閉性にも優れていますし、缶やホーローのものを選べば、直射日光に当たることもありません。
しかも、おしゃれな容器がたくさんあります。
ガラスキャニスター エアリデューサー
価格:1,430円(税込)
素材:容器/ガラス製、ふた/ABS樹脂(メッキ塗装)・シリコン
almedahlsアルメダールス コーヒー缶ハーブポット
価 格:1,980円(税込)
素 材:スチール製
サイズ:幅102 × 奥行73 × 高さ211mm
AXCIS ホーローキャニスターセット
価 格:1,650円(税込)
素 材:ホーロー
サイズ:大/130×155㎜、中/110×125㎜、小/90×100㎜
保存するなら冷蔵庫じゃなくて冷凍庫!
先ほど、冷蔵庫は湿度が意外と高いとご紹介しましたが、冷凍庫(ー18℃前後)の場合、湿度は20%程度!これなら、ジッパー付き袋に入れたおせんべいでも、湿気ることなく保存可能です。
ここで「おせんべいって凍らないの?」と不安になる方もいると思います。
おせんべいの製造過程は、焼いてから乾燥をさせます。
そのため、おせんべい自体にほぼ水分は残させれていないのです。
なので、冷凍庫で保存をしても凍ることはありません。
食べるときに、少し室内に置いてから食べれば、いつものパリパリ食感のおせんべいを楽しむことができます。
湿気ったおせんべいのアレンジアイディア
冷凍庫が保存場所に良いと言われても、意外と冷凍庫ってパンパンで、常におせんべいを入れておけるようなスペースが無いなんてこともありますよね。
それに、何よりも面倒くさい…と思った方には、コチラの方法がオススメです。
煎餅を復活させる方法
おせんべいを復活させるには、湿気って含んでしまった水分を、飛ばしてあげれば良いだけなのです。
1.少し湿気ったくらいであれば、冷凍庫に入ておくことで元に戻る場合も
2.レンジでチン
おせんべいを、耐熱皿などの上に置き、ラップをしないで30秒程加熱してください。
水分が飛んで、パリパリの食感に戻ります。
注意しなければいけないのは、温めすぎること!パリパリを通り越して、カチカチになってしまいます。
3.トースターで焼く
こちらも、30秒~1分程、トースターで焼いてみてください。
同じように、魚焼きグリルでもできますよ。
煎餅を料理の一部に使ってリメイク
煎餅を揚げ物の衣に使ったり、スイーツに組み合わせたりと色々リメイク料理ができるのです。
344万通りのレシピが掲載されているcookpad(クックパッド)の中で、簡単で、美味しそうだなと思ったものをご紹介します。
鶏ささみの煎餅ごろもあげ by ナピトさん
これは、余ってしまったおせんべいを細かく砕いて、揚げ衣にしようするリメイクです。
おせんべい自体にも味が付いているので、おつまみにも良さそうですね。
そして、おせんべいならではの食感も楽しめそうです。
余ったおかき、お煎餅で!香ばしおにぎり! by sa10ri工房さん
こちらは、ごはんに混ぜるだけ!簡単なのがありがたいですね。
たぬきおにぎりのイメージで、揚げ玉のかわりに、湿気てしまったおせんべいを使っているようです。
【シケた煎餅を復活アレンジ】①おやつピザ by Yuiko722さん
おせんべいがピザに?!でも作り方を見るととても簡単でびっくり!
お子さまがいるご家庭では、手軽なおやつとしても重宝されそうですね。
アイスと混ぜるだけ!簡単甘じょっぱいスイーツ
おせんべいを砕いて、バニラアイスに振りかけたり、おせんべいでサンドして、モナカ風にしたり、おせんべいのアレンジって無限にできるんです。
無限スイーツ☆おにぎりせんべい味アイス by ニチフリ食品さん
塩せんべいdeアイスサンド by てーぶるすぷーんさん
今回は湿気た煎餅について紹介してきましたが、
煎餅以外にも湿気た柿の種についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。
→湿気た柿の種はパリパリにはもどらない?復活術とリメイクレシピ
まとめ
ここまで煎餅が湿気る原因や正しい保存法、復活させる裏技とリメイクレシピをご紹介してきました。
湿気ってしまった煎餅は、復活させることも、お料理のアレンジに使うこともできることが分かりましたね!
でも、一番良いのは、煎餅として、少しでも長く、美味しく味わうことです。
・保存場所として最強なのは「冷凍庫」
・保存容器は、「密閉性」「遮光性」に優れたものを選ぶ
・湿気った煎餅は、トースターや電子レンジで復活できる
・料理の一部にアレンジしても、美味しく食べられる
保存方法に気を付けつつ、万が一湿気ってしまった場合は、復活させてみたり、煎餅のアレンジ料理を楽しんでみて下さいね☆彡