ロボット掃除機の乗り上げ防止は必要?ちょっとした工夫で環境改善!
ロボット掃除機がお部屋を綺麗にしてくれていると思って帰宅したら、小さな段差に乗り上げて動けなくなっていたことってありませんか?
長時間ずっと乗り上げたままで、身動きできない状態。
そんなロボット掃除機を救出して充電させつつ、結局自分で掃除した、なんてことも。
ロボット掃除機は機種によって、ちょっとした段差や形状などの条件によっては、上手く乗り越えられない場合があります。
せっかくのロボットなんですから、自動でひたすらお部屋を掃除してほしいものですよね。
手軽にお掃除してくれるのがロボット掃除機の大きなメリットです。
ロボット掃除機のメリットを活かすためにも乗り上げについて予め対策を施すことは大切です。
乗り上げの事例と原因、またそれらへの対策術をご紹介していきます。
ロボット掃除機の乗り上げ事例と原因
ロボット掃除機の走行性能や行動パターンにより、乗り上げて止まってしまうケースがあります。
例えば、椅子の脚に乗り上げてしまうといったケース。
パイプ形状の脚が床に這うように置かれていると、車高が高いロボット掃除機の場合は、それに乗り上げて動けなくなることがあります。
また、微妙に乗り越えられない高さの段差があると、ボディのフチが乗り上げてしまう事例もあります。
こういった乗り上げの原因となる段差を無くすことができるならそれに越したことはありませんが、必ずしもそれができるとは限りませんよね。
こういった場合、ロボット掃除機側や段差部側にちょっとした工夫をすることで解決できます。
ロボット掃除機の乗り上げ防止術
スロープを設置する方法
敷居などの段差がそれなりにある場合は、スロープを設置して緩やかな勾配にするという方法があります。
ロボット掃除機によって、乗り越えられる高さや勾配があるので、それを加味しましょう。
また、この場合はスロープの強度(人が乗るならそれにも十分耐えられるように)や、滑り止め、位置ずれ防止策、勾配の角度などをしっかり考えて下さい。
簡易的な対策でごまかそうとして、そのスロープがズレたり壊れたりすると、結局ロボット掃除機が停止することに繋がってしまいますから注意してください。
また、人が乗ったときに壊れたり、つまづきやすい形状だとケガや事故の原因になってしまいますから、併せて注意してくださいね。
ロボット掃除機の周囲にスカートを付ける方法
ロボット掃除機の車高を低くする代わりに、本体の周囲にスカートを取り付ける方法があります。
つまり、苦手な段差に乗り上げることができないように、それ以上進めなくするという考え方ですね。
概要としては、プラスチックシート(廃品を利用可)を両面テープやビニルテープで貼り付けるだけですが、注意点があります。
床からスカートまでの高さによっては、これまで通過できた段差を超えられなくなる場合が出てきます。
丁度良い高さのスカートに設定できないか、再検討してみると良いかもしれません。
また、充電器へのアクセスなど、ロボット掃除機の移動以外の行動パターンを考慮しておく必要があります。
スカートを追加したことが原因で、充電ができなくなるなどないようにしましょう。
そのためには、スカートの一部をカットするなどの必要な対策をとることで解決できることもあります。
まとめ
ロボット掃除機の乗り上げ防止のために、以外に多くの人がいろいろと考えているようです。
もちろん、新型の製品はこういった事例を考慮してさまざまな対策をして進化していますが、ロボットにも得手不得手はあるでしょう。
ちょっとした工夫と環境改善で、ロボット掃除機の乗り上げ防止をしてみては如何でしょうか。
今回は「ロボット掃除機の乗り上げ防止」について紹介してきましたが、
「ロボット掃除機でカーペットを掃除するときの注意点」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。