ロボット掃除機は敷居も大丈夫?気になる段差はアレでガード!
ロボット掃除機の購入を検討しているけど、ウチは敷居があるけど大丈夫かな?
バリアフリーならロボット掃除機が自由自在に移動して、家中をくまなく綺麗にしてくれるでしょう。
でも、敷居などの小さな段差があるお宅も多いですよね。
段差があるとロボット掃除機は乗り越えられなくて引き返してしまうのでは?
範囲が限定されてしまうだろうし、もったいないかも?
なんてことをイメージしがちですが、実はロボット掃除機は、敷居の高さによっては乗り越えることができるものがあります。
もちろん、階段を登らせることはできませんが、小さな段差であれば、ロボット掃除機が自力で乗り越えられるんですね。
では、どれくらいの高さであれば敷居などの段差を乗り越えられるのか、ご紹介します。
ロボット掃除機が乗り越えられる敷居の高さとチェックポイント
基本的には、ロボット掃除機は段差に強くはありませんが、ほとんどの製品が1~1.5cm程度の段差であれば乗り越えることができます。
中でも、比較的段差に強いとされるダイソンやアイロボットのロボット掃除機であれば、2cm程度の段差も超えることができます。
お出かけ中にロボット掃除機が走行不能で止まっていた。。。
なんていうことが無いように、ロボット掃除機を選ぶ際は、乗り越えられる段差もチェックしておくようにしましょう。
チェックすべき段差ポイント
普段から住み慣れた家の中には、住人にとってはちょっとした段差でも、ロボット掃除機にとっては乗り越えにくい段差という場合があります。
【例えばこんな段差】
- 敷居
- カーペット
- 玄関マット
- 置き畳(床の上に敷くタイプの畳)
また、散らかった雑誌や脱ぎっぱなしの服があるとロボット掃除機の走行の妨げになってしまうこともあります。
ロボット掃除機は歩く人と違い、ローラーで走行することを意識してチェックすると良いでしょう。
ロボット掃除機を使うための段差対策
数cm程度の低めの段差には、スロープを設置するのがオススメです。
スロープはホームセンターなどで販売されている既製品から段差にあったものを選ぶようにしましょう。
ただし、階段のような数十cmもある高い段差を、掃除機ロボットは自力でのぼることはできません。
高低差の大きい段差での落下防止など、進入してほしくない場所がある場合は、
デュアルバーチャルウォールを使う方法があります。
デュアルバーチャルウォールとは?
デュアルバーチャルウォールとは、遠赤外線の”見えない壁”を作り出し、ロボット掃除機(ルンバ/ブラーバ)の清掃エリアを制限する機器です。
【機能】
使用方法に合わせて、2つのモードから選べます。
- 最大3mの見えない壁を作る「バーチャルウォールモード」
- 半径30cmの円形に進入禁止エリアを設定できる「ヘイローモード」
【サイズ】
奥行45mm×幅45mm×高さ107mm
【使い方】
進入禁止エリアなど設定したい場所に置くだけで、バーチャルウォールモードの場合は、方向を決めて設置します。
電源は単三電池(アルカリ)2本になります。
【価格】
アイロボットストア価格:7,500円(税抜)
ロボット掃除機自体にも落下防止用にセンサーが搭載されたタイプは多いですが、万が一反応しなかった場合を想定し、対策しておくと安心ですね。
また、ペットの水飲み場などがある場合はヘイローモードで設定すれば、その範囲を
進入禁止にできます。
まとめ
敷居の他にも段差が多い家でロボット掃除機を使用するには注意が必要です。
- 敷居の高さによっては乗り越えられるものもある
- 家の中の段差とロボット掃除機の走行性能をチェック
- 低い段差にはスロープがおすすめ
- 高い段差にはデュアルバーチャルウォールで落下防止
使ってみたいけど、どうしても購入をためらってしまう場合は、家電レンタルサービスを利用してみるのも一つの方法ですね。
今回は「ロボット掃除機の敷居段差」について紹介してきましたが、
「ロボット掃除機の想定外の注意点」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。