小学校のお祭りでするゲーム 低予算のときは昔ながらのゲームが一番
お子さんがいるご家庭では、PTAや地域活動の一環として、学校でのバザーやお祭りに関わる機会があると思います。
子ども向けにできるちょっとしたゲームを考えるのは意外と大変。
小学校1年生と6年生では、「できること」「楽しいと感じること」のレベルが違います。
そして、色々準備をしたくても予算が無い…なんていう事もしばしば。
そんな時こそ、昔からあるゲームが最適なんです。
今どきの子供がそんな昔遊びなんて…と思われるかもしれませんが、子どもは子ども。
意外と、本気になって楽しんでくれることが多いです。
何より、材料は身近なものでOK、作り方や準備が簡単、後片付けも楽!そして、低予算でもそれなりに出来るというのがメリットです。
そして、学校や地域のお祭りは、「手作りっぽさ」が魅力でもあります。
お父さんやお母さんが一生懸命作ってくれたゲームは、子どもたちにもきっと楽しんでもらえると思います。
さっそくどのようなゲームがあるのかご紹介していきたいと思います。
材料は身近にあるもので十分!
学校行事などで使える予算には限りがあるため、なんでもかんでも買うわけにもいきません。
そして、手作りすると言っても、そんなに作業をする時間が取れないですよね。
理想は、手間も費用もかからなくて、どの世代の子どもも楽しめる単純明快なゲームです。
■手作りゲームに「ペットボトル」は欠かせない
ペットボトルは、手作りゲームの材料としてとても万能です!
〈ペットボトルが万能な理由〉
・ハサミだけでも簡単に形状を変えられる
・丸洗いが出来るので、衛生面も安心
・手に入りやすい
・様々な形状、サイズがある
・処分が簡単
では実際に、ペットボトルを利用したゲームをご紹介していきます。
【ペットボトルボウリング】
ペットボトルをボウリングのピンに見立てて、ボールで倒して遊ぶゲームです。
ボールを投げる位置を変えれば、小さいお子さんから小学校高学年の子どもまで、飽きずに楽しむことが出来ます。
◆用意するもの◆
・空のペットボトル(2L)6~10本(逆三角形に並べられる量)
・大きめのボール
・ペットボトルの装飾ができるもの
◆遊び方◆
用意したペットボトルを、正面から見て逆三角形になるように並べます。
予め、ボールを投げ始める位置を決めておき、そこから足が出ないように投げてもらい、倒した本数が得点になります。
◆ワンポイントアドバイス◆
ボールが当たった時に、ペットボトルが方々へ飛ばないように、ダンボールなどで柵を作っておくのも良いかもでしれませんね。
ボールが当たりやすいよう、ペットボトルのサイズを2Lのものにしていますが、数本小さいペットボトルを紛れさせて、ゲームの難易度を調整しても面白いと思います。
ピンにするペットボトルの装飾には、カラーテープや、色付きセロハン、ラッピング用の緩衝材などカラフルなものを選ぶと良いですね。
重くなりすぎないように配慮は必要ですが、音が出るように、ビーズ等を中に入れると、倒した時の迫力が増すと思います。
【ペットボトル輪投げ】
立てたペットボトルに、輪っかを投げ入れて点数を競うゲームです。
輪っかは、既製品、新聞紙等で手作りしたもの、どちらでも構いません。
投げ始める位置を調整することで、子どもから大人まで楽しめるゲームです。
◆用意するもの◆
・空のペットボトル(500ml)を数本
・輪っか
・ペットボトルのおもりになるようなもの
◆遊び方◆
輪投げの的となるペットボトルを床に置き、輪を投げる位置で難易度を調整します。
手元に近い方は1点、遠ければ3点など、点数を付けて競います。
◆ワンポイントアドバイス◆
輪っかは、新聞紙で簡単に作ることが出来ます。
新聞紙を棒状に巻いていき、端と端をしっかりとガムテープなどでくっつけて完成です。
ペットボトルが動かないよう重くする際に、絵の具等で色付けした水を入れたり、ビー玉を入れたりすると見た目にも綺麗になるのでオススメです。
床置きだけではなく、ダンボールなどを台座にして、その上にペットボトルを置いて高低差を出すというのも面白いかもしれませんね。
■手に入りやすい材料で出来るゲーム
【ピンポンカップインゲーム】
紙コップをたくさん並べて、カップの中にピンポン玉を入れるゲームです。
予め、コップを色分けするなどして点数を決めておき、決められた挑戦回数の中で、何点取れたかを競います。
これも、ペットボトルなどと同様に、手に入りやすいものだけで作ることができますし、後片付けも楽ちんです。
狭いところでも出来るのも魅力の1つです。
◆用意するもの◆
・高さのない、平たいダンボール
・ダンボールに入るだけの紙コップやプラコップ
・ピンポン玉
◆遊び方◆
ピンポン玉をコップめがけて投げて遊びます。
投げる回数や得点は自由に設定できます。
合計得点で勝負するのも良し、〇点以上はA賞、〇点以上はB賞…という感じで景品をつけても良いと思います。
投げ方は、ワンバウンドさせても、そのままシュートしても、どちらでもOK!
投げ始めの位置を調整することで、難易度をあげることも出来ます。
◆ワンポイントアドバイス◆
同じサイズの紙コップだけではなく、少し背の高いものをところどころ入れると変化があって面白いです。
また、ダンボールで左右と後ろに壁を作ってあげると、成功率が上がるので小さなお子様でも楽しめますし、何もないものであれば、難易度が上がり大人でも盛り上がります。
もし広い場所が確保出来るのであれば、紙コップではなく、様々なサイズや高さのダンボールを並べて、大きいボールで同じように、カップインゲームで遊ぶのも楽しいかもしれませんね。
●まとめ
ここまでご紹介してきたゲームは、子どもの遊びポータルサイト ミックスじゅーちゅさんの「手作りゲーム・カーニバルゲーム26種類まとめ」というサイトを参考にさせて頂いています。
他にも、たくさん手作りゲームのアイディアがありますので、悩まれている方は是非ご覧ください。
ベースのアイディアをもとに、自分たちなりのゲームを作ってみるのも楽しいと思います.
また、今回ご紹介させて頂いたゲームは、ペットボトルや、ダンボール、紙コップの装飾をお子さんと一緒に楽しめるものを選んでいます。
ゲームを作る段階から一緒にすることが出来れば、お子さん達のワクワクも2倍になると思います。
そして、予算をおさえてゲームをする方法は「身近にあるものをフル活用する」ことです。
ペットボトルや新聞紙、ダンボールなどは入手しやすいですし、輪投げの的などは、手持ちのぬいぐるみ達でも代用が出来ます。
ゲームって何すればいいんだ?!と思いがちですが、意外と昔ながらの遊びは、今の子供たちも楽しんでくれます。
中々やる機会が無いので、逆に新鮮なのかもしれませんね。
あとは、安全面を考慮しつつ、子どもも大人も、手作りゲームを思う存分楽しんでくださいね。
今回は「小学校のお祭りでするゲーム」について紹介してきましたが、「小学校の入学式に親子で必要なもの」についても以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。