エアコンのカビを気にしすぎ?簡単にできるメンテナンスと対処法とは
「エアコンにカビが生えるとぜんそくなどの健康被害につながる」
こういった話を聞いて不安になっていませんか?
正直まちがってはいないのですが、エアコンのカビ0状態を1年中保つことは誰にもできません。
この記事では、エアコンのカビを過度に気にする必要がない理由と、簡単にできるメンテナンス法など、これくらいやっておけばひとまず安心!という対策をお伝えしています。
過度に気にしすぎてもしょうがない!
最初に事実をお伝えすると、ほぼ全てのエアコンにカビはあります。
夏場に冷房を使えば、機械内部に湿気が集まり、3日と経たずにカビが発生します。(この時は目には見えません)
実はもうこの時から発生したカビが風に乗って部屋に流れています。
でも、みんながカビを原因とした病気になっているでしょうか?
なってないですよね。
これは花粉症なんかと一緒で、アレルギー物質への個人の耐性と体内に蓄積される総量によって症状が発生するかどうか決まるからです。
耐性が弱くても、カビの総量を抑えることで発症リスクを抑えることができます。
反対にいくら耐性があってもカビを大量に浴び続ければ、当然発症リスクはどんどん上がっていきます。
ですので、「自分の身体を守るためにカビ防止の対策をしよう」、「どの程度対策するかは自分の身体と相談して決めよう」ということです。
平均点以上の対策を目指そう!
あなたが身体の耐性に合わせて対策できるよう2つの案をご紹介します。
それぞれの案を実践している人を大まかに想定し、あなたが対策することで上位何%に入るかもお伝えします。
送風運転(上位50%)
冷房を使った後、送風で運転するだけでエアコン内部の湿気が乾き、カビの予防や繁殖を防ぐことができますよ。
リビングなら寝る前、寝室なら起きた後、1時間のタイマー(切)設定でやると、消し忘れも防げるのでオススメです。
エアコンを使わないシーズンでも部屋に湿気が機械にも入るので、月に1回くらいはやっておきましょう。
半数がやっている対策だと思いますが、これをやるだけであなたのカビ防止対策は上位50%、平均点以上です。
クリーニング業者への清掃依頼(上位10%)
「カビやホコリの耐性弱いな」と、こんな自覚があるなら送風運転だけでは不安だと思います。
そんなときは、思い切ってプロに清掃依頼するのがオススメです。
「嘘でしょ⁉︎」というくらい黒い汁がたっぷり出てきますよ。
秋先にもう冷房使わないなと思ったタイミングで、清掃して貰えば、次のシーズンまで清潔に保つことができます。
プロに清掃して依頼している人は10%にも満たないでしょうから、これさえやればあなたは上位10%のカビ防止対策をしていることになります。
送風運転も上位5%の対策になるので、何も対策をしていない人よりは20倍病気になりにくい環境を作ることができます。
まとめ
最後にかんたんにエアコンカビ対策のメリット・デメリットをまとめておきます。
・送風運転
メリット:お金がほとんどかからない(電気代のみ)
デメリット:エアコン内にある程度のカビ要因は残る
・クリーニング業者への清掃依頼
メリット:エアコン内部のカビを根こそぎ取り除ける
デメリット:お金がかかる(1万円くらい)
エアコンのカビを気にしすぎる必要はありませんが、自分の身体と相談した上で、対策をしておくと安心ですね。
今回は「エアコンのカビ対策」について紹介してきましたが、
「家庭で簡単できるエアコン掃除の基本」についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。