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運動会はなぜやるの?実は知らない運動会の歴史と得られるものとは?

運動会なぜやる

 

年度が変わり、ようやく学校生活に慣れてきたなと思う頃に開催される運動会。
最近では、秋ではなく5月頃に開催する小学校が多いようですね。

 

運動音痴だった私は、「運動会」に苦い思い出しかありません。
当時は「なんでこんなことしなきゃいけないんだろう…」と、とにかくゆううつでした。

 

お子さん本人だけではなく、ご家族にとっても一大イベントですよね。


我が子の勇姿をしっかりと見るために、朝早くから場所取りをしたり、応援の小道具作りの手伝いをしたり、朝早くからお弁当を作ったり…。

 

やることが多くて正直面倒くさい!


私のように運動が苦手なお子さんだと、運動会が近づくに連れて「嫌だなぁ」と精神的にも不安定になってしまったり…

 

しかし、面倒な運動会にも、開催すべき大切な理由があります。


この記事では運動会を開催する理由や歴史について、自分の経験を織り交ぜながら解説しています。

 

運動会を開催する理由とは?

そもそも運動会は「何を目的として」開催される行事なのでしょうか。

 

1.健康な体つくり
2.協調性を身に付ける
3.団結力を高める
4.おもいやりの心
5.コミュニケーション力の向上

 

しかし、これらのことは運動会じゃなく、普段の学校生活でも学べそうな気がしますよね。

 

それならば、運動会などの行事でしか学べないこととは一体何だろう…と思ったので、まずは、自分の小学校時代を思い出してみました。

 

★4年生まで ➡ 授業参観のような感覚。意識は「周りの目」

低学年のうちは、とにかく自分の出番に全力を注いでいた記憶があります。
誰だって「少しでもカッコイイところを見せたい!」と思うものですよね。


特に、徒競走などの個人種目は、どれだけ自分が頑張れるかの勝負。

 

私も運動音痴ながら、少しでもいい結果を残すために、走る練習をしていました。


努力をすること、勝って喜ぶこと、負けて悔しさを感じることも、今思えば、どれも大切な経験で日常生活ではあまり味わうことのないものだったように感じます。

 

また、クラスメイトと協力して行う競技や応援練習などは、まさしく運動会開催の目的でもある、協調性や団結力を学ぶことができる機会ですね。

 
★5・6年生 ➡ 意識が「運動会の成功」へと変化。

どちらかと言うと、家族に良いところを見せたい!と意識をしていた低学年。


しかし、学年が上がると、応援団や委員会での当番など、競技だけに集中するのではなく、運動会の運営に携わることが増えてきます。

 

記憶を整理してみると、子どもながらにも、与えられた仕事をこなし、無事に運動会を実施できたという「達成感」を感じていたんだなと思いました。

 

また「運動会を成功させるために」自分の仕事をしっかり全うしようとする責任感と、どうしたら成功させられるかを考えながら行動する自主性が育てられます。

 

このような内面の成長は、日常生活では感じづらく、運動会などの非日常のイベントで得られるものなのかもしれません。これもまた大きな「経験」のひとつですね。


思い出はとても大切

運動会は学校行事なので、「何かを学ぶこと」が最大の目的です。
ただ私は、運動会での思い出も、何事にも変えられない大切なものだと思います。

 

【大人になっても覚えていること】

・運動会を嫌がる私のために、好物ばかりを入れたお弁当を作ってくれた
・好きだった女の子が活躍していた
・親子リレーで、父が予想以上に速かった
・応援団賞が取れて、団員全員でとても喜んだ
・放課後、練習で下校時刻を過ぎてしまって先生に怒られた
(けど、頑張ってるねと褒められもした)
吹奏楽クラブで入場行進の指揮者をやった

 

当時は嫌で嫌で仕方なかったことも、大切な思い出です。
日常生活だけではできない経験を積むこと、そして感じたことを心にしっかりと刻むこと。
これこそが運動会などの行事を開催する、大きな理由なのかもしれません。

 

実は知らない「運動会」の歴史

運動会の起源は諸説ありますが、いずれも明治初期頃で記録が残っています。

 

・横須賀製鉄所で、職人たちの間で行われた競技会という説
・海軍兵学寮で行われた「競闘遊戯会」という説
札幌農学校で開催された「力芸会」という説

 

ただ、どれも「運動会」という名前ではありません。

実は「運動会」という名前の行事を日本で最初に行ったのは、あの東京大学なのです!皆さんご存知でしたか?

 

ではなぜ、東京大学で運動会が始まったのか…
それは、勉強ばかりしていると潤いがなくなってしまうという理由だったとか。
確かに机に向かってばかりでは気が滅入ってしまいますよね。

 

その後、当時の文部大臣が横浜の外国人が集まって行った陸上競技会を見て、体育教育に有効であると考え、全国の小中学校で運動会を開催するようにとなったそうです。

 

しかし、当時は学校に運動場という施設があるところは少なく、いくつかの学校が合同で、神社や寺などの広い土地を借りて運動会をしていました。
そのため、地域の住民が集まる集会やお祭りのような意味合いもありました。

 

今でも、地域ごとでの運動会が開催されるのは、この名残なのかもしれませんね。

 

また、戦時中になると単に運動をするためのものではなく「訓練の成果を発表する場」へと変化していきます。

 

運動会で、駆け足での集合や整列あるのは、この頃の運動会が影響しているためだと思われます。

 

今回は運動会の歴史について紹介してきましたが、
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近所に住むお友達や職場の仲間とシェアして使ってみませんか?

 

まとめ

ここまで、動会を開催する理由や歴史について、自分の経験を織り交ぜながら解説してきました。


最後にこれまでの内容をまとめてみましょう。

 

【運動会を開催する理由】


・協調性や団結力などが向上する
・イベントの運営側に携わり、貴重な経験を積む機会    
・家族やクラスメイトとの思い出を作る

 

日本初の「運動会」の開催が東京大学だということには、私もとても驚きました。


体を動かすことは、リフレッシュになり、結果的に勉強にも良い影響があるということが証明されているような気がしますね。

 

運動会は、年に一度しかない舞台です。


お子さんにとっても、親御さんにとっても一生の思い出になるものだと思います。
面倒だな…と思わずに、ぜひ運動会を楽しんでくださいね!

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