掃除機の排気は汚い⁉サイクロン式と紙パック式、どっちが良いの?
掃除機を使うと排気が出てきますよね。
その排気ってきれいなのでしょうか。
臭いがすると汚いのか気になってしまいませんか?
掃除機の排気が汚いかどうかは、掃除機の集じん方式やフィルターの性能によって異なるようです。
一般的には紙パック式の掃除機や安物のフィルターだと汚い可能性が高いそう。
その理由と対処方法についてご紹介します。
紙パック式だと汚い?2つの集じん方式の排気の比較
掃除機の集じん方式は大きく分けて2つあります。
サイクロン式と紙パック式のものです。
それぞれの簡単な仕組みと排気について紹介します。
十数年前に販売開始以来、主流になったサイクロン式。
吸い込んだ空気を回転させ、遠心力でごみと空気を分離する仕組みです。
集まったごみは、ダストボックスから取り出して捨てます。
溜まったごみを頻繁に捨てる必要があるため排気をきれいに保ちやすいですね。
ただし、サイクロン式は遠心力で分離できなかった微細なごみをフィルターを通して除去する仕組みになっています。
このフィルターの性能で排気のきれいさが左右されるようなので注意が必要です。
また、あまり古い掃除機だと遠心分離の性能が今のものほど良くない可能性があり、排気が汚い傾向にあります。
・紙パック式
昔ながらの紙パック式。
フィルターはなく、紙パックに直接ごみが溜まっていく仕組みです。
集まったごみは、紙パックごと捨てます。
2~3ヵ月に一度、ごみが溜まったら捨てるため排気が汚くなりやすいです。
また、紙パック自体の性能でも排気のきれいさが左右されます。
紙パックは消耗品ですので安く済ませたいところですが、あまり安いと性能が下がる可能性があり排気が汚くなるかもしれません。
排気の汚い掃除機の対策
サイクロン式ならこまめにごみを捨てることやダストボックス、フィルターの掃除をすることをおすすめします。
臭いや排気が汚くなる原因はごみを溜めていることなので、それらを取り除くことで軽減されます。
紙パック式なら、紙パックの性能を良く調べて選ぶようにしてください。
使用している掃除機と同じメーカーや推奨されている紙パックを選ぶようにしましょう。
まとめ
掃除機で吸ったごみを溜めたままにしていると排気は汚くなります。
こまめなお手入れやごみ捨てで排気をきれいに保ちましょう。
最新の掃除機では紙パック式でもサイクロン式でも、排気の性能が良いものが増えているようですよ。
古い掃除機を使っていて排気が気になるなら、買い替えを検討しても良いかもしれません。
今回は「掃除機のサイクロン式と紙パック式」について紹介してきましたが、「排気無し掃除機」についても以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。