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片付けられない旦那にストレス!片付け夫に変わるテクニックとは?

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家のあちこちに脱ぎ捨てられている服や、片付かない趣味の道具たち…
旦那さんとのケンカの原因の1つに「片付け問題」があります。

 

せっかく掃除をしたのに、すぐに散らかされてはイライラが溜まるのも当然ですよね。

どうしたら、旦那さんが片付けをしてくれるようになるのでしょうか?

 


まずは、旦那さんが片付けられない原因をしっかりと知ることが大切です。

 

誰だって、毎日ガミガミと小言を言いたいなんて思っていませんよね。
原因を知ることで、旦那さんが片付けられなくても、少し寛容になれるかもしれません。

旦那さんの片付けられない原因は何?!

一言に片付けられないと言っても、様々な原因があります。
あなたの旦那さんがどの原因に当てはまりそうか、考えてみてください。

1.モノをとにかく溜め込む

あなたの旦那さんは「もったいない」が口癖になっていませんか?

もちろん、モノを大切にすることはとても良いことです。


しかし、明らかに必要のないモノまで大切に保存されては、いくらたくさん収納があっても足りないですよね。

 

【溜め込みタイプの散らかし方】
・「もったいない精神」でなんでも取っておく
・心配性で、モノを捨てることができない
・普段はケチなのに、変なところで浪費してモノを増やす
・思い出の品に手をつけられない


【解決するためのヒント】
家電など、買い換えられるものは、新しくすることを提案してみてください。

まだ使えるのに買い換えるなんて!と反論されそうですが、新しいものの方が、電気代がかからなかったり、総コストを考えれば安くつく場合もあります。

 

また、思い出の品について、あなたにとってはガラクタ同然でも、本人にとってはかけがえのない一品です。

 

無理に処分をするのではなく、少しくらいなら残しても良いよ!という気持ちで接してあげてください。

 

不思議なもので、「早く捨てて!」と言われると手放したくなくなり、「別に良いよ!」と言われると、自分から必要ないかも?と処分できる場合もあります。

 

2.コレクションが趣味

趣味は、人生を豊かにするものだと思います。

しかし、その趣味の品々が、家のキャパを超えると、収拾がつかなくなってしまいます。


コレクター気質が強ければ強いほど、もう置き場所もないのにどんどん集めてしまうなど、生活に支障が出てくる可能性もあります。

 

自分が理解できないものが、部屋のあちこちに見え隠れすると、どうしても片付いていないように感じてしまいますよね。

 

【コレクタータイプの散らかし方】
・全部揃えないと気が済まない
・コレクションしたモノは手放せない
・自分のテリトリーに入りきらないくらい、モノを集めてしまう
・人に自分のモノを触られることを嫌がる

 

【解決するためのヒント】
理解ができないからと言って、頭ごなしに旦那さんの趣味を否定することは、相手の自尊心を傷つけてしまい、関係が悪化しかねません。

 

家の中のどこでも良いです、旦那さんが心置きなく趣味に没頭できるスペースを確保してあげましょう。

その代わり、決められたスペース内で収めること。


これを決めておかないと、家中旦那さんの趣味に浸食されてしまいます。

理解できなくても、相手の好きなものは容認する!これが大切です。

 

3.片付けることに無頓着

そもそも、旦那さんが「部屋が片付いていない」なんて思っていない場合はどうでしょう。
いくらあなたに「片付けて!」と言われても、「どこを片付けるの?」くらいにしか思っていないのかもしれません。

 

旦那さんの実家はどうですか?
例えば、実家もあまり片付いていないような環境であったならば、旦那さん自身が片付けが苦手でも無理はないでしょう。

 

逆に、何もかも母親など第三者がやってくれるような生活をしていた場合、同じように自分で片づけをすることができない人が多いです。

 

【無頓着タイプの散らかし方】
・出しっぱなし、脱ぎっぱなし、やりっぱなし
・誰かがやってくれるだろう
・片付いていなくても困らない
・片付いていない環境で育っているため、汚いという認識がない
・とにかく面倒くさい

 

【解決するためのヒント】
まずは少しでも良いので、旦那さん自身ができる片づけを継続してもらうことから始めましょう。

片付ける習慣をつけることがポイントです。


そして、小さなことでも片づけをしてくれた時には、ありがとうと伝えてあげてください。

 

4.片付けられない障害を発症している場合

片付けられない障害と言われて驚く方も多いかもしれません。
しかし、最近では大人のADHDと言われる障害が大きく取り上げられています。

 

このADHDという障害は、「注意欠陥・多動性障害」と言われ、子どもの頃に、発症することが多い障害です。

 

例えば、授業中に集中できず教室内を歩き回ったり、相手の気持ちを考えて発言することが苦手だったり、忘れ物が多いなどの症状が見られます。

 

これは、大人になっても症状は変わりません。


成人して社会に出るようになり、コミュニケーションがうまく取れなかったり、仕事の段取りができなかったり、生活に支障が出て初めてADHDだったと判明することがあります。

 

ADHDを発症していると、1つのことに集中できない、どこに置いたか忘れてしまう、などの症状が出ることから片付けができない障害と言われています。

 

ADHDの散らかし方】
・片付けの途中で他のことに気を取られてしまう
・モノの場所が覚えられない
・物忘れが多い
・段取りがうまくできない

 

【解決するためのヒント】
もし、ADHDの疑いがあるならば、なるべく早めに病院へ行くこと。
障害は、治療ができる可能性があります。


また、専門家から生活対してのアドバイスを受けることもできます。

 

ADHDを発症しているからと言って、仕事ができなくなったりするわけではありません。


夫婦といえども、障害の話をすることは、とてもデリケートな問題だとは思いますが、なにごとも早期に対応することが肝心です!

 

もうイライラしない!片付けをやる気にさせるテクニック

どうでしたか?

あなたの旦那さんに当てはまる行動はあったでしょうか?


片付けられない理由が分からないうちは、「片付けて!」と言い続けなければなりません。

 

また、あなた目線で見る旦那さんの片付けられない理由と、本人が考える片付けられない理由は、全く違うかもしれません。

 

いきなり、旦那さんがあなたと同じように片付けをできるようになることは、まずありません。それを心にとめた上で、少しでもイライラしなくて済む方法を考えましょう。

 

お互いに歩み寄って「片付けルール」を作ろう

・今の部屋の状態は片付いていないと思いますか?
・きれいにしたいと思いますか?このままでいいですか?
・そのためにはどうしたら良いと思いますか?

 

この3つを旦那さんに、聞いてみてください。
同じく、あなた自身も答えを出してみてください。

 

あなたと旦那さんの認識の差がどれくらいなのかを確認することができます。

意見が一致しなかったものについては、どんどん深掘りしてみてください。

 

すると、2人の間での「片付けルール」が出来上がってきます。

 

(例)片付けたいけど触るのを嫌がる 
→その部分だけは旦那さんが責任を持って片付ける。

 「片付けて」と言ってから1週間以内に片付けなければ、奥さんが片付ける。

 文句は言わない。

 

(例)片付けるのが苦手だからやりたくない
→基本的には、奥さんが片付ける。

 ただし、片付けかたに口は出さない。
 男手が欲しい時には、協力をする。

 

(例)脱ぎっぱなしに気をつける
→ハンガーにかける、または洗濯かごに入れてくれればOK!

 裏返ってるのは仕方ないから大目にみる。

 

このルールで大切なのは、どちらか一方の意見ばかりを優先しないことです。
お互い少しずつ、相手の意見を聞き入れるようにしましょう。

 

そんなことしている時間の余裕はない!と思っている方。


「片付けの認識の差」は、とことん話し合わないと双方の納得いく答えには辿り着きません。

最初の手間は、省かずに話し合うようにしましょう。

 

動いて欲しい時こそ、優しく柔らかい言い方で

旦那さんに片付けをして欲しい時に、「これやっておいて」、「どうして〇〇しないの?」、「このやり方じゃない!」なんて言葉を放っていませんか?

 

これでは、誰でもやる気を失ってしまいますよね。


「言った通りにやってくれないのだから仕方がない」

確かにそうかもしれません。


しかし、いくら夫婦といえど、考え方が違う人間なのです。

 

指示や命令口調では、プライドまで傷つけてしまいます。

動いて欲しい時こそ、優しく柔らかく伝えることが大切です。
そして、旦那さんの意見もしっかりと聞くようにしましょう。

 

(例)〇〇して欲しいんだけど、お願いできるかな?

(例)〇〇しようと思っているんだけど、何か良い方法ないかな?

 

なにもかも、あなた自身が決めて指示をする形だと、「それでいいんじゃない?」と他人事になってしまいます。

旦那さんの協力が必要だということを伝えましょう。

 

たとえ小さなことでも、感謝の気持ちを忘れずに

旦那さんが片付けをしたときに、「やって当たり前なんだから」とでも言わんばかりに、お礼も言わずにいることはありませんか?

 

面倒だとは思いますが、旦那さんを大きな子どもだと思って接しましょう。

片づけたことを褒めて、ありがとう!助かった!と感謝して欲しいんです。

 

逆に、旦那さん側も「こんなことでも感謝してもらえるんだ」と思えば、もっとやる気が出てくるかもしれません。

すると、次の頼みごともしやすくなりますよね。

 

イライラしたら一呼吸おく

「片付けをさせよう」、「私の言い分の方が正しい」という気持ちのまま、旦那さんにぶつかっていけば、お互いに反発するのは当然ですよね。

 

心に余裕があれば、相手の気持ちに寄り添うことができます。

 

そんなガラクタなんて!と言ってしまうような、旦那さんの思い出の品に対しても「どんな思い出があるの?」と話を聞いたり、片付けができないことに対して「許す」ことができるかもしれません。

 

何より、心の余裕がない時に、片付けをしてくれないイライラをそのまま旦那さんんへぶつけてしまうと、お互いに気分が悪くなってしまいます。

 

「今日は、イライラしているな」と思うときは、一呼吸置いて、あえて何も言わずにスルーをしてください。

そして、心に余裕があるときに、改めて旦那さんと話をするようにしましょう。

まとめ

家の中での、片付けルールや動線は、普段から家事をする、あなた自身が動きやすいようになっていると思います。

 

脱いだ衣類は、洗濯のしやすさを考えて、脱衣所や洗濯機の近くにカゴを用意しておき、そこに入れるという感じです。

 

私も、「家事をしてくれるひとの動きやすさを考えるのは当然」と思いますが、一度でも良いので「こちらが指定した通りにやってね!」ではなく、「どうしたら、あなたは片付けがしやすいの?」と旦那さんに聞いてみてください。

 

相手を理解し、尊重するための第一歩になると思います。

 

・旦那さんが片付けられない理由を考える
・旦那さんに片付けをお願いするときは、心の余裕を持って
・どんなに小さなことでも感謝は忘れずに
・旦那さんの意見も聞いてあげる

 

片付けられない旦那さんのストレスから解放されるには、いかに旦那さんが片付けに対して前向きになれるかにかかっています。


ぜひ、あなたのご旦那さんに合った、やる気を出させるためのテクニックを見つけてみてくださいね。

 

 

今回は片付け夫に変わるテクニックについて紹介してきましたが、
片付けられない女は病気⁉病気の症状と解決方法についても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。

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