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教科書が片付けられない・・教科書をスッキリ片付けるポイントとは⁉

教科書,片付けられない

 

悩ましい使い終わった教科書の扱い・・・

すぐに捨ててしまうのも不安だな・・・と思っている方。

 

処分するものと、手元に残した方が良い教科書の選別の仕方や、処分の際に気を付けなければいけないこと、手放す方法などについてを詳しくお話していきますね。

 教科書は処分せずに手元に残すべき?!

すばり、「不安なら厳選したものを残す」、「もう必要ないなと思ったらすぐ処分」です。

 

小学生の頃、テストの点数が悪かった時に「もう一回、一年生の勉強からやり直しなさい!!」と母に怒られた記憶があります。

 

そもそも、なぜ教科書の処分をためらってしまうのでしょうか。


それは「もしかしたら、復習をするときに必要になるのでは?」と不安だからですよね。

 

さすがに、小学6年生になってから、1年生の教科書を見直すということは少ないかもしれませんが、勉強が難しくなると言われる4年生くらいのものだと「もしかして」と思ってしまいます。

 

悩んでいる時は、無理に処分をせず、手元に置いておいても良いです。


ただ、なんでもかんでも残すのではなく、必要な物をピックアップして残しましょう。

年度末などに、お子さまと教科書やプリントを整理するのがオススメです。

 

教科書,片付けられない

1.苦手教科の教科書は残す

基本的に、小学低学年(1~3年生)くらいまでの教科書は高学年(4~6年生)になったら手放しても良いと思います。

 

ただし、お子さまに苦手教科がある場合は、その教科は残しておいた方が良いです

苦手なのは、つまづいてしまう原因がどこかにあったと言うことです。

 

その場合、つまづいたところまで遡って復習する可能性もあるので、残しておいた方が安心ですね。

 

2.公式を覚えたり、教科書の内容が時代の影響を受けないものは残す

【算数・理科】

  • 公式を覚える必要がある
  • 繰り返し練習問題を解ける
  • 時代に影響される内容が少ない

 

【国語・社会】

  • 読解力が年々上がるため、昔の教科書での勉強効果は少ない
  • 漢字のドリルなどは、反復練習のために残しても良い
  • 社会は、時代の影響を受け内容が変わる
  • 地理の資料集のようなものは残しておいても参考になる

 

【道徳・家庭科・保健体育など】

意外と大人でも参考になることが書いてあります。
これも、教科書の内容を見ながら、残すか残さないか考えてみても良いですね。

主要教科については、お子さまの学習レベルに合わせて残すものを選びましょう。


3.下に兄弟がいる場合は、思い切って手放す

下にお子さんがいらっしゃる場合は、思い切って手放した方が良いです。
なぜなら、新しい情報が載っている教科書を、また見ることができるからです。

 

お子さんの人数分だけ、教科書を全て残してしまっていたら…本棚があっという間にパンパンになってしまいます。


4.それぞれに合う、教科書を手放すサイクルを決める

中学校進学 → 小学校低学年までの教科書は手放す
        (中学在学中に、徐々に高学年分の教科書も手放す)

高校進学  → 小学校時代の教科書は手放す
        (高校在学中に、徐々に中学時代の教科書を手放す)

大学進学  → 中学時代の教科書は手放す
        (大学在学中に、徐々に高校時代の教科書を手放す)

 

ここに挙げているのは、あくまで参考例です。
それぞれのペースに合わせて、手放すタイミングを調整しましょう。

 

教科書を手元に残しておくときに気を付けたいこと

いざ、残そうと決めた教科書。
まとめてダンボールに入れて残しておこうと思った方…多分そのダンボールを開くことはありません。

 

取り出しにくいところに追いやってしまうと、間違いなく「面倒だからわざわざ出さなくてもいいや」となります。

 

また、「もう使わないな、処分しても良いな」と思った時も、物置の奥底に…となると、出してくるのが面倒で、処分するタイミングを逃してしまいかねません。

 

なので、残す教科書も、すぐ手に取れる場所に保管して、必要なくなった時に処分しやすいようにしておくことがポイントです。

教科書を手放すにはどんな方法があるの?

教科書を手放す方法は、大きく分けて、買取や寄付、処分の3つがあります。

教科書,片付けられない

1.教科書の買取について

私も最初は、「えっ!教科書って買取してもらえるの?!」と思いました。
しかし、ネットを検索すると「教科書専門買取サイト」がたくさん出てきます。

 

どんなものでも買取してもらえると言うわけではありませんが、少しでもお金に変わるのならば、それに越したことはないですよね。

 

ただし、最近は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、古本の買取を休止している店舗もあるので、事前に確認することが大切です。

 

小中学校の教科書は需要は少ない

高校、大学、資格試験の参考書、専門書などは需要があります。
専門サイト等でも、しっかりと買取をしてもらえる可能性が高いです。

 

しかし、小中学校の教科書は、1人1冊無料で配布されるため買い手が少ないです。
それでも、全く売れないというわけでありません。

 

中には、教科書を無くしてしまったなどの理由で、小中学校の教科書を
必要とする方がいます。

 

業者によっては、無料で査定をしてくれるところがあるため、まずは、買取査定に出してみることをオススメします。

 

教科書の中身に書き込みやマーカーラインをしていても大丈夫?

基本的に、問題なく買取をしてくれる業者が多いです。
書き込み等の他にも、テスト範囲を覚えるため等、ページに折り目をつける方もいますが、それについても問題ありません。

 

むしろ、書き込みがある方が、ポイントを押さえられて、勉強の効率が良い!
という方もいるそうです。

 

ただ、ページの隅っこのラクガキや、教科書の表紙の汚れなど、自分で無理なく消せる汚れは、可能な限り消しゴム等で綺麗にしましょう。


古い教科書でも売れる?

正直、教科書が新しければ新しいほど、高値がつきます。


というのも、教科書は4年に一度くらいの頻度で改訂されることが多く、それ以上の年数が経過すると、教科書の内容が変わってしまうのです。

 

以上のことから、教科書は、少なくとも4年以内に売るのが良いでしょう。

 

また、教科書は使い込むものなので、多少の汚れや使用感は仕方がないです。
状態にはよりますが、意外と買取可能なことが多いですので、悩んだら、まず査定に出すことをオススメします。


参考書や教科書の付属品は無くさないで!

社会の資料集の付属品や英語の参考書のCDなど、付属品は買取時一緒に査定に出しましょう。
付属品がない場合、買取して貰えない可能性が高くなります。


〈オススメ教科書買取サイト〉

教材高く売れるドットコム 

テキストポン 

2.教科書を寄付する

NPO法人や、自治体、児童養護施設などで、独自に寄付を受けている場合があります。


ただし、寄付についても、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、受付を休止している団体も多いです。

 

必ず、事前に寄付の受付をしているかどうかを確認してから、指示にしたがって寄付を行ってください。

 

地元に必要としている人がいるかも!?

教科書は、全国一律で同じものを使っているわけではありません。
同じ教科書を必要としているのは、地元にこそ多いのです。

 

 

こちらのサイトは、困りごとなどを掲載する掲示板です。

地域を限定して検索ができるため、同じ教科書を必要としている人が見つかるかも?!

3.教科書を処分するとき

教科書は、地域のゴミ捨てのルールに従って処分することができます。
紙ごみ、資源ごみとしての回収が多いと思います。


ただし、ゴミとして処分する場合には注意しなければならないことがあります。
それは、個人情報が特定されないように工夫をしなければならないことです。

 

教科書やドリルなどには、お子さんの名前を書くことが多いと思います。
また、プリントなどには学校名が書かれていることもありますよね。

 

それらをそのままゴミとして出してしまうと、お子さまの名前はもちろん、家族構成まで特定されてしまう可能性があります。

  • 名前の部分は油性ペンで塗りつぶす
  • 名前の部分を切り取ってから回収に出す
  • 地域のゴミ集積所ではなく、直接ゴミ処理場へ持ち込む
  • 古紙回収業者に依頼する

少し手間はかかりますが、とても大切なことです。

私の住んでいた地域では、自治会の方々が月に1回、古紙回収をしていたので利用することが多かったです。

 

また、年末には、地元の小さな神社でお焚き上げをしていました。
本来、正月飾りやお守りなどを燃やすものだと思いますが、「来年も学校を頑張れますように」との意味も込めて、学校のテストや、プリント、授業で書いた習字なども持ち込みをして燃やしていました。

 

地域差があるとは思いますが、こういった地域の行事やサービスなどを利用するのも良いと思います。

まとめ

教科書を処分するタイミングは、あくまで人それぞれです。
処分するきっかけや、タイミングの掴み方の参考になれば幸いです。

  • 不安なら無理に教科書を処分しようとしない
  • 苦手教科の教科書だけ残す
  • 残した教科書はダンボールに入れるのではなく、すぐ手に取れるところに置く
  • 教科書はまず買取査定に出す
  • 処分する際は、個人情報の取扱いに気を付ける

教科書や、学校のプリント、テストなど、普通ゴミに出すのに少し抵抗があるものは、行政のシステムや、買取査定などを上手に使いながら手放すのがオススメです。

 

教科書を整理して、また新たな気持ちでスタートを切りましょう!

 

今回は教科書をスッキリ片付けるポイントについて紹介してきましたが、
書類やプリントを片付ける3つのポイントについても
以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。

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