湿気た海苔!韓国のりが湿気ても最後までおいしく食べれる復活法とは
ごま油の香りと程よい塩気が美味しい、韓国のり。
おつまみとしても、ご飯のお供としても重宝しますが、湿気やすく、保存には気をつけなければいけません。
湿気てしまった韓国のりを、皆さんはどうしていますか?
仕方がないから…と諦めて湿気たまま食べますか?
韓国のりは、ひと手間加えることで復活させることができるのです。
そして、お料理の調味料代わりとして使うこともできます!
さっそく、韓国のりの復活方法などをご紹介していきたいと思います。
そもそも韓国のりと日本の海苔に違いはあるの?
まず、韓国のりと日本の海苔とでは何が違うのでしょうか?
その違いを見てみましょう。
〈韓国のり〉
日本で「岩のり」ととして知られる、オニアマノリやイチマツノリなどの海藻を使っています。
のりをすいた時に、穴が空いたようになってしまうために、日本では板状にはせず、「岩のり」として販売されたり、加工されることが多いです。
韓国のりと言えば、ごま油と塩で味付けされているものを思い浮かべる方が多いと思いますが、全ての韓国のりが味付けされているわけではありません。
また、韓国のりは味がついているために、そのままご飯のお供として食べることはもちろん、サラダや和え物などの調味料的な使い方をすると料理の幅が広がります。
〈日本の海苔〉
日本の海苔は、アサクサノリやスサビノリという海藻が使われることが多いです。
アサクサノリは赤みを帯びた色合いが特徴的で、有明海など一部の地域で養殖されています。
スサビノリは、黒々とした艶が特徴的で、全国で養殖されています。
日本の海苔は、基本的に味付けはされておらず、味のついているものは「味付け海苔」として販売されています。
日本の海苔も、そのままでご飯のお供にすることはもちろんですが、加熱することで香りが高まるという特徴から、揚げ物の衣に混ぜたり、具材を海苔で巻いて焼いたりと、料理のアレンジの一部に使うことができます。
湿気た韓国のりの復活方法!
韓国のりと日本の海苔の大きな違いは、使われている海藻の種類と味付けの有無です。
それでは、湿気てしまった海苔の復活方法にも違いはあるのでしょうか?
湿気た海苔を復活させる方法は、韓国のりでも、日本の海苔でも同じです。
それは「加熱」をすること。
ただし、韓国のりは使われている海藻の特性上、日本の海苔よりも薄いものが多いです。
そのため、日本の海苔のように「直火であぶる」のは焦げてしまう可能性が高いので、フライパンや電子レンジを使用し、間接的に加熱する方法をオススメします。
1.フライパンで加熱する方法
フライパンでの加熱は、湿気た韓国のりに、風味を足しつつ復活させたい!と思う方にオススメする方法です。
まずはフライパンを熱します。十分に温まったら湿気てしまった韓国のりを入れます。
焦げないように注意しながら、パリッとするまで両面を焼きます。
特に油をひく必要はありませんが、風味を足したい!と思った場合は、ごま油を軽く引いてお塩で好みの味まで調整をしてください。
ただし、ごま油は入れすぎ厳禁です!
入れすぎてしまうと、パリッとさせたいのに、逆に油でべちゃべちゃになってしまいます。
2.トースターで加熱する方法
600Wで1分程予熱をしたあと、湿気た韓国のりを入れて10秒毎を目安に、両面しっかりと加熱します。
焦げてしまわないように、しっかりと様子を見ながら加熱をしてください。
3.電子レンジで加熱する方法
耐熱容器、もしくはクッキングシートの上に、湿気た韓国のりを置いて、500Wの電子レンジで、30秒ほど加熱します。
パリッと感が足りないようであれば、裏返しながら10秒ずつ追加で加熱してください。
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加熱のし過ぎは、海苔の風味を損なってしまう
どの方法にも当てはまることですが、海苔を加熱しすぎてしまうと、焦げてかなり苦味がでます。
ご自宅にある機器によって時間に誤差が生じるので、初めて復活方法を試すときは、「少しずつ」「ゆっくりと」「慎重に」加熱をしてください。
韓国のりを湿気らせないためには
韓国のりは、小分けのパックが数個セットになって販売されているものが多いと思います。
もちろん、それぞれに乾燥剤は入っていますが、それでも時間が経つにつれて湿気ってしまうことがあります。
では、韓国のりを湿気らせないために、どのような保存の仕方をすれば良いのでしょうか。
高温多湿になる場所には置かない
韓国のりなどの乾物にとって、高温と高湿度は大敵です。
例えば、シンクの下の棚の中や、お部屋の中で高温になりやすい場所などは置き場所としてふさわしくありません。
床下収納など、直射日光が当たらず、温度変化のない場所で保存するのが良いです。
長期間保存する場合は、冷凍庫での保存がオススメです。
その時に注意しなければいけないのが、必ず食べる直前に出して解凍し、出来ればフライパン等で加熱してから食べること。
食べる直前でないと、のりが温度変化の影響を受けて、ベシャっとなってしまう可能性があります。
追い乾燥剤でより長持ち
1つ1つ小分けパックになっていると思いますが、そのままでは意外とかさばりますよね。
その状態で、冷凍庫で長期保存…となると邪魔になってしまいます。
そういう時は、開封して、市販のチャック式アルミ袋などに移し替えて、更に乾燥剤を追加するとより長持ちします。
ビニールのチャック式袋と違い、アルミ袋は空気を通しません。
乾燥剤も入れたまま冷凍庫に保存できるため、普段から韓国のりをよく食べる方や、大量に購入したときのストック方法としてもオススメです。
韓国のりを使ったアレンジレシピ5選!
湿気ってしまった韓国のりは、そのまま復活させる手もありますが、せっかく調味料代わりにもなるしっかりとした味付けがされています。
なので、お料理のアレンジとして使う事もオススメです。
そこで、COOKPADに掲載されているレシピで、簡単かつ美味しそうだな!と思ったものをいくつかご紹介したいと思います。
■超簡単!きゅうりの韓国海苔和えの作り方 by うつめしやさん
電子レンジで、韓国のりの佃煮をパパっと作ったあと、きゅうりと和えることで、りっぱな食卓の一品に大変身!おかずとしてももちろん、お酒のおつまみにも最高ですね。
■もやしと韓国海苔の簡単即席激うまナムル by ♡あぴmama♡さん
韓国のりとの相性がバツグンのナムル。お財布にもやさしいもやしとのタッグは家計の味方にもなりますね!
もやしだけでは少し味気ないところ、韓国のりを入れるだけで、風味も各段にアップします。
■パリパリチーズの韓国海苔焼き by 春野海さん
冷蔵庫に余りがちな食材たちと組み合わせるだけで最高のおやつ&おつまみに!
加熱もすることになるので湿気た韓国のりもバッチリ復活して、風味倍増です。
大人も子どもも嬉しいレシピですね。
■韓国海苔ふりかけ by ぽん87925さん
韓国海苔を一気に消費したいときに作っておくのがオススメ!
この最強のふりかけがあれば、ご飯にかけるも良し、サラダにかけるも良し、和え物に入れるも良し、と万能調味料として大活躍すること間違いなしです。
■韓国のり☆もやし☆わかめのお味噌汁 by Immaculataさん
一番簡単なアレンジ、それはお味噌汁に入れること!
少しだけ韓国のりが余ってしまった時には、この方法が一番ですね。
自分好みの、韓国のり味噌汁を見つけるのも楽しそうです。
まとめ
ここまで、韓国のりが湿気ってしまった時の復活方法やアレンジレシピなどをご紹介してきました。
一番良いのは、湿気らせる前に食べきってしまうことですが、中々難しいなという時は是非実践してみてくださいね☆彡
・湿気た韓国のりは、加熱することで復活させることができる
・韓国のりを湿気らせないためには、保存方法にも気を付ける
・湿気た韓国のりを使えるアレンジレシピがたくさんある
おやつにも、おつまみも重宝する韓国のり。ついつい大量購入して、食べきるのに時間がかかっても、湿気てしまった時の対処法さえ知っていれば、もう安心ですね。
今回は「湿気た韓国のりを最後までおいしく食べれる復活法」について紹介してきましたが、「湿気た柿の種の復活術」についても以下の記事にまとめてあるので参考にどうぞ。